マリンブルーの風に抱かれて
」のレビュー

マリンブルーの風に抱かれて

矢沢あい

懐かしいな…

ネタバレ
2018年8月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ もう随分前ですが、矢沢さん本人が「矢沢さんの作品のヒロインは、ちょっとうじうじしていて、魅力がないわけじゃないけどインパクトが…」のようなことを編集さんか誰かに言われて、生まれた作品が元気いっぱいの翠が主人公「天使なんかじゃない」そこからヒントを得て「ご近所物語」へとつながり、ヒットになったと話していました。(何かのあとがき掲載だったかな?)

つまり、この「マリンブルーの風に抱かれて」は今とは作風が少しかわる前の最後の作品。不思議とどの作品にもヤンキーがでてくるのは相変わらず(笑)

これもいいです!子どもの頃はなんだか大人びた恋愛と思ってたけど、今読んだらきゅんきゅんする!遥と有川くんが惹かれあってるのがよくでてる。一平の一途さもよかった。2人両思いになってからカリフォルニアまで追いかけていくラストが好きです。お父さんがでてくる番外編にも有川くんにきゅんできるし、一平のお母さんがでてくる「白い波の彼方に」これがまたいい!最終的に一平のその後も描いてくれたのがよかった!(うすべにの嵐に同時収録だったかな)
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!