ちびまる子ちゃん
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ちびまる子ちゃん

さくらももこ

平成最後の夏、作者逝く

ネタバレ
2018年8月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 8月27日の夜、この人の訃報に驚く。逝去された日は平成最後の終戦記念日。アニメや原作でも、度々戦争の思い出話が出ていた。考えて見れば、さくらさんの祖父母と両親共に戦争経験した事は間違いないだろう。
思えば、このアニメがスタートしたあの頃。あんなに社会現象が起きた事は凄いとしか言い様がない。
様々な実在する出来事や有名人が登場したりと、よくこんな事が出来たなと思った。だから、あの時は「この勢いが長く続けば、サザエさんに引導渡せるかも知れない。」と思った時期もあった。一時期放送が休止した時期もあったが、1995年1月に放送再開されて以来、『サザエさん』、『笑点』と肩を並べる日曜夕方三大長寿番組としての不動の地位を築き今に至ってる。
だが、2015年の年末年始に映画も公開された。。しかし、同じ時期に公開された『妖怪ウォッチ』の方が上で興業収入が高く、その差は16億円。いよいよかと思った。
でも、それにもめげずに放送は続けている。
作者が亡くなった後も、アニメの放送の継続は決まった。
これにより、長寿アニメ独壇時代は強化された気がする。この独壇時代はいつまで続くだろうか。その時代の終篶は来るだろうか。
さくらももこ先生、53歳でしかも乳癌。早すぎる。それしか言えない。まるで今年5月16日に逝去した西城秀樹さんの後を追うように逝かれた様な気がした。
さくらももこ先生の御冥福を祈ります。
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