このレビューはネタバレを含みます▼
好きな作家さんで高レビューだったので購入。ヒロインは真面目で健気で鈍感で可愛く、ヒーローはハイスペックで漢。なんですが、できすぎていて逆にドキドキしなかった。ラスト近くでヒロインに片思いしている同級生が、植樹した木を大雪から保護するために頑張ってるシーンがいい。ハイスペックだけど、何かっていえば金にものをいわす師匠より、私は好きです。同級生が去ってから、もつれ込むようにコトにおよぶ二人に興ざめ。
一番ダメだったのが、師匠が躊躇するヒロインに「初めてでもあるまいし」と迫り、ヒロインが初めてだからと告白したのに、初めてかどうかを指で確かめるシーンが嫌。言葉だけだと信じられないってこと?ひどすぎる。