このレビューはネタバレを含みます▼
嫌いじゃない、むしろ著者のことは好きだけれど、惜しいどうにも惜しすぎる。
すまなかったよ
我を取り戻し
あーはーん?
ところどころてにをはがおかしい……。
実母のことを人に話すのに謙譲語……。
ですかね、だなんて平成生まれの若者みたい……。
校正が甘かったのでしょうか?
途中から、ヒーローが何をしたいのかさっぱり分からなくなり(縛りたいのでしょうが)ついていけなくなりました。
ヒロインがヒーローのことを好きなのは設定として揺るがないのでしょうが、時折過去を思い出すなどして読み手を煽って欲しいものです。ただただ刷り込みのように「すきです、すきです」と繰り返すばかりでは、共感できません。
縛るのも噛みつくのも、どれもヌルくてしている意味がわかりません……。されたことでどうにも気持ちよくなってしまう、というのがなくて。
それに関する盛り上がりが最後の最後にちょいっと出てくるだけなので、プレイの意味が薄い。
おかしなテンション(どラノベ)の友人が出てこなかったのは僥倖です。