身代わり花嫁の懺悔日記
」のレビュー

身代わり花嫁の懺悔日記

宇津田晴/増田メグミ

ヒロイン可愛い!!

ネタバレ
2018年9月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロインであるサラーが可愛くて癒されました。一生懸命姉のふり、悪女のように振る舞おうとしている姿がただのツンデレ(しかもツンが弱すぎる笑)であり、きついことを言って傷つけたとあたふたする様が可愛いです。一方ヒーローであるウィロウ殿下も、噂の毒花の女性ではないとすぐに分かり、なんの目的で身代わりとして来たのかを怪しみつつ、可愛すぎるサラーが日々の癒しになり愛しく思いはじめます。サラーの悪女のふりに何度となく笑いをこらえてぷるぷるしちゃう様子が面白い。王宮の人たちもツンデレ嫁ブームになってしまうほどヒロインを微笑ましく見ている(ヒロイン本人は悪女になってるつもり)ので、ほっこり温かい気持ちになります。けれど内気で生真面目なぽやぽやした天然娘とばかりと思っていたら、中盤以降ウィロウの暗殺計画の話になると、聡明で度胸ある面も出てきて、より魅力的なヒロインになりました。ヒーローも一途で格好いいし、素敵なカップル!またサラーの双子の姉も毒花と言われてるけど、妹大好きな人でサラーとの仲はとても良いです。暗殺計画とかはありましたが、ドロドロするほどの嫌な人間もいなくて、最後も文句なしのハッピーエンド。とても面白かった!満足です!
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