侯爵令嬢は手駒を演じる
」のレビュー

侯爵令嬢は手駒を演じる

橘千秋/蒼崎律

面白かった!

2018年9月18日
一巻二巻とはヒーローとヒロインが大活躍なお話で、一気に読みました。2巻の終わりは特にスカッとシマス。3巻から国を跨ぐ話となり、ヒロインの血縁関係や、他国から嫁いだ祖母の生い立ちなど深く話が進みます。王太子がヒロインの相手なので、既知に富む思慮深いヒロインは、未来や過去を思い悩む姿を見せます。活劇の合間合間に考え深くなる瞬間も。私としては、アレレ?こんな展開?となった3巻は、4巻に向かう布石なのだと中盤から匂わせます。4巻は横を固める登場人物たちがより深くお互い関わり合って、事件?解決です。ヒロインに好感持てますので面白かった!私はエドワードより、脇役たちが好きでしたが……
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