このレビューはネタバレを含みます▼
ヒロイン視点だから仕方がないのかもしれませんが、ヒーローの手によるヒロインの為の復讐劇が、当人だけじゃなくこちら(読み手)も知らない内に進んで終わります。
なので、ヒーローに関しても結局何者だったんだろう?という疑問が残ります。一応説明はされてますけど、抽象的で漠然としたままです。
復讐相手…悪役が起こした事件に関しても、きちんと総括されないので、キャラクターの台詞の端々から想像するのみです。
あと、ヒロインはいつの間に自己紹介しなかったヒーローの名前を知ったの?メイドの話からっぽいですが、さらりと流されてしまってます。
そんな感じで、ストーリー部分にもやっとした部分が割りと残ります。
画面的には、ヒロインは美しく可愛かったです。ただ、個人的に気になったのがアップの正面顔の目の位置。ヒーローの方が顕著で、顔の幅が広いのか目が小さくなって離れ気味になるのがバランス悪くて、どうにも好きになれませんでした。