愛と憎しみのあいだ
」のレビュー

愛と憎しみのあいだ

メラニー・ミルバーン/羽生シオン

それぞれの愛のカタチ

2018年9月28日
命を懸けた病魔との闘い。愛する人への想いと現実が交差するとても辛くて心を抉られるようなお話でした。どうすれば良かったのか。その答えは風に吹かれている?!誰にも答えられないでしょうね。結果オーライのハーレクインだからこそ読むに耐えられる物語でした。(ハッピーエンドだから)「愛と憎しみのあいだ」というタイトル通りの物語とはいえルカは毒を吐きすぎ。「愛しさ余って憎さ百倍」ブロンテを煽りすぎ。全体としては最初から36ページまでのブロンテのセリフ「自業自得よ」という部分までが一番の読みどころではないでしょうか。
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