ツッパラかって、ﾎﾟﾛｯ

3つのストーリーでは、やはり表題作CPの話がスキだなぁと思いました。特に最後のオマケマンガが、ツボってグッでした。
～6話 自分を守る手段として身体を差し出していた真紀(マサキ)の、ホントの意味での恋の話は、なんかピュアでした。相原と出会ってからの真紀は急速に変化していき、身体を繋げることでしかコミュニケーション(なのかな？)をとれないと思っていた殺伐とした気持ちの中に、心や愛を感じるようになり…。相手の相原ってスゴイです。ケンカが強くて暴力的って周囲には恐れられてるけど、ちゃんと人の気持ちを理解して、判断して行動出来るヒト。真紀も相原の本当の優しさを理解しているから離れられなくなり、でもキス以上のことに急いでしまい、相原にピシャッ！とヤられます(拒絶ね)。ちゃんと理由があって、ハッキリしている相原、惚れるね～。何と！エロ度は超少ないですが、ストーリー的には良かったです。相原のイトコがシャシャり出て来て、キャンキャンわめいてるけど、この2人に分け入る隙間なんて無いのよー。何だかまさきはエラい可愛かったけど、やっぱ漢･相原が一番イイね～。
7話のみですが、イイ話でした。「愛の血」って、スゴイ。未来を拾ってくれたガクの家庭環境に「!!」でした。ガクの「両親」をはじめて見た未来の言葉にウケた～。
花屋で繰り広げられる、ストーカー＆セクハラ＆純情＆…。なかなか読者の心理を突いてくる仕掛けですね。大志(ﾀｶｼ)の、思いもよらない自分の気持ちに、思わずボロッと涙が出ちゃうあたりが、可愛かったです。(8～10話前半)
10話後半は、初回CPの相原×真紀オマケストーリーで、エロなシーンはないけど、面白くてウケました～。 世話係みんな居なくて、ドキドキの相原家でのお泊まりは…。 ウフッ、ドキッとしたり、
Σ(Ｏ＿Ｏ;)ギク!としたり。
全体エロくないのですが、なーんか引(惹)き込まれるストーリーというか、シチュというか…不思議。山本ｾﾝｾｲの受(とおぼしき)キャラの、「泣きキャラ」が、メソメソしてたり、ツッパラかってるくせにうっかりボロッと涙出ちゃった系が可愛いですね～。
ギャップ萌え？ けっこう好きでした