泡沫の鱗
」のレビュー

泡沫の鱗

ソライモネ

ファンタジー…。涙が止まらない😩

ネタバレ
2018年10月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ ミュージシャンであり、夢目前で声を失い、夢も失った鉄太。
それでも捨てられない音楽。そんな時に出会った、美しい声を持つ凪。そんな凪も又、鉄太同様、過去に捕らわれていて…。

お互いがお互いの存在に救われ、過去から一歩踏み出そうとする姿。唯一無二の存在として寄り添い、支え合い、夢に向かっていく姿が尊い。

そして、二人の夢に向かいワンステップ進んだ後の、まさかのファンタジー展開に、涙が止まりませんでした😩でも、最後のシーン。私の解釈が正しければ、ハッピーエンドのはず‼

思えば、美しい表紙、作中に沢山描かれている《海》《水泡》といったものが、最後のファンタジー展開を示唆していたんですね…。最後の凪が書いたであろう歌詞にも、鉄太への想いが溢れていて、又泣けた😩

作家様、改名後初コミックスでしたが、新境地開拓といった印象を受けると共に、作家様の作品の中で、一番好きな作品になりました。又、次の作品も楽しみにしています😊
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