ラブセメタリー
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ラブセメタリー

木原音瀬

苦しい。。。

ネタバレ
2018年10月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ かなり重いテーマの小説です。キュンキュンするほんわかBL作品を期待してる方にはオススメはできません。

この作品を読む前は、小児性愛者は犯罪者である認識しかありませんでした。そして、(犯罪を犯していない)彼らの生き地獄を初めて知りました。
エピローグの圭佑なんかはまさにそれ。その後の彼の人生はどうなるのだろう、どこかのタイミングで信さんのようになってしまうのか。

本当に難しいテーマ。
子供を持つ身としては、小児性愛者なんてものは忌むべき存在ではあるが、犯罪者ではない彼らの苦悩は想像するだけでも苦しい。。

信さんのパートはなんとなく、嫌われ松子の一生を彷彿とさせた。
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