おいしい水 大合本
」のレビュー

おいしい水 大合本

柳沢きみお

ラブストーリーとかじゃないですね

ネタバレ
2018年10月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 始まりと終わりの温度差がすごい作品です。
始まりは悲惨でハッピーエンドというのはよくありますが、真逆です。笑ってしまうぐらい堕ちていく人々の話です。

しかし柳沢先生の作品は、女性の作品の相反するものです。
常に男性が世の中を悲観して、私のようなバブル以降の氷河期世代には「贅沢だな~」と思う感情です。
そして何故か男性たちは「自分だけが頑張っている」という節があり、女性が外に出たり環境を変えると「女って強いよな」と性別のせいにする。
男性は女性がいないと生きていけないし、実の所は女性よりとってもか弱い生き物なのか?と思ってしまう。

生きる意味を深く考えすぎ。その割に行動が軽率すぎ。
日本人の殆どはバカだから楽しく生きているが、というセリフは最高に腹が立ちました(笑)。
時代に合わせて変化して、楽しく生きる努力ができないのがバカなのです。苦労知らなさすぎ。
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