おかえりオーレオール
」のレビュー

おかえりオーレオール

高津

1度読んだら、また読み返したくなりました

2018年11月8日
作者の方がpixivに投稿されていた作品を読み、他の作品も気になったので今回購入に至りました。
幼なじみのカズとモト。どこにでもいそうな、そんな2人。中学高校と、思春期ならではの不安定さが丁寧に描かれていました。恋愛だけではなく、家庭のこと、周囲の環境…今にも逃げ出したくて仕方がない気持ちを分かろうとしてくれる人。ちゃんと隣で、自分のことを考えてくれる人。誰かを大切にしたい、幸せになってほしいと願う気持ち、そのあたたかさを優しく教えてくれる作品です。
高津先生の繊細な心理描写にまた涙しました。
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