青くて苦い
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青くて苦い

芽玖いろは

大満足!

ネタバレ
2018年11月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「赤くて甘い」のスピンオフで、そちらの主人公有朋がヒモ先の彼女に追い出されてずっと居候していた男CPでホスト仲間のミヤとタマが今回の主人公。前作では明るいバカップルって感じだったから、こんな紆余曲折あったとは思わなかった。内容は他レビュアーさんが書いて下さってるので省略。施設で育ってオーナーの邑に拾われたミヤ。金が全て、形のない愛は信じるな、愛は金に変えろ、と身も心も邑に教え込まれた。あの時タマに会ってタマの家に行かなかったら、きっとミヤはずっと邑の元にいて、愛は金、と女を抱いては誰とも知らない男に抱かれ続けてたのかもな、と思うと、タマに会えてよかったとつくづく。あとがきで、めちゃエロい受けを描きたかった、と作者さん。ホントにエロかった!白抜きが悔しすぎる!紙で買い直そうかと思ったくらい。あれだけHの時にエロいと、流石のノンケも落ちるな、と思った。邑の本命の話、是非描いていただきたい。あれだけ達観して客観的な経営者が、恋に涙するところが見てみたい。とりあえず、HAPPY END。ホストの話だけに女性と致すところも何度か出てくるので、地雷な方はお気をつけを。でも大満足な1冊でした。前作よりこちらの方が読み終わった後の満足感がありました。ストーリーとエロの両方が楽しめます。おススメ!
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