このレビューはネタバレを含みます▼
エール化粧品の本社が入るエールビルの掃除婦として働いていた沙耶は、歌を歌いながら掃除をしているところを常務で御曹司の基（もとい）に聞かれます。沙耶に興味を持った基は、自分の誕生パーティーに招待しますが、基の御曹司のお坊ちゃまな振舞いを沙耶は子供っぽい最悪の人と言い切り、パーティーも断わられてしまいます。でも、御曹司をギャフンと言わせる目的でやはり出席することにした沙耶。沙耶は誕生日プレゼントの代わりにダンスを披露し、基も一緒に踊ります。それがとても素敵なシーンで、沙耶がイキイキとしていて、気持ちが良いキラキラした女の子だということが伝わってきて、基がたちまち恋に落ちてしまうのも頷けます。沙耶に恋い焦がれ、それなのに全く自分の誘いに乗らないことに戸惑い、ますます恋の病が重症化した基は、嫉妬のあまり沙耶を深く傷付けてしまいます。女性の扱いに自信があったはずの基も沙耶のことになるとうまくいかず、機嫌を損ねてばかり。今までの自分を反省し、ここから基は生まれ変わります！子供っぽくて自信家な基は、素直で一途で頼もしくもあり、沙耶との約束のために健気に頑張る姿は微笑ましく、思わず応援したくなります。基を最低だと思っていた沙耶を振り向かせ、軽薄な御曹司が、誰もが認めるカッコいい御曹司に成長する過程を存分に楽しみました！！いつまでも変わらず沙耶にメロメロの基に、良かったね！という気持ちになりました💗
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