あおに鳴く
」のレビュー

あおに鳴く

もっともっと彼らのその後が読みたかった。

ネタバレ
2018年11月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ カラー絵がとてもきれいで、絵柄に惹かれて購入。
漫画もとても読みやすく様々な日常の一コマにほっこりしたり、お菊の危うさにハラハラしたり、続刊に入るとお菊の可愛さ無邪気さ儚さがさく裂してときめきました。
エンディング…家族の思い出が改変された筈の司郎ですが、お菊についての記憶は保持している模様。
そのお菊ですが、本編でお菊の遺体の確認はされていない=亡くなったという事象は観測されていない。これはハッピーエンドを望む者としては菊次郎と再会し"落とし前"をつけて、現代("司郎の傍")に帰ってきたと思いたいです。「心中してくれるなら、司郎」「俺と生きてくれ!!」「アンタの願いは叶えた」「次は俺の番だろ、鴻さん」ラストの見開きシーンは思わず息をのみました。一巻のお菊の登場シーンの対比でしょうか。
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