幸せでいて欲しい

ネタバレ

2018年11月24日

このレビューはネタバレを含みます▼ ルクロフと千鶴の凄絶な愛の物語2巻をようやく読みました。なかなか1巻目の興奮が冷めず何度も読み返しましたが、2巻目は甘い二人が多く嬉しかったです。恋い焦がれていた千鶴と14年ぶりに再会し、幸せを噛み締めていたルクロフですが、未だに千鶴がいなくなってしまう気がして、時々発作のように怯える姿に胸が痛みます。もう絶対にいなくなったりしないと誓った矢先、千鶴は拐われてしまいます。それが英雄ルクロフの人気を脅威と思い続けていた国王の差し金と分かり、怒り狂うルクロフ。こんなに想われることがあるのかと思うほどです。そして、千鶴がルクロフを庇って生死を彷徨う程の大怪我をしたシーンでは、ルクロフが二人で助かるために下した決断に涙が出ました。もうこれ以上の試煉を与えないで欲しいと思わずにはいられませんでした。やっとやっと夫婦になった二人。周りの人から慕われて、この先も二人で愛を語らい、ずっと幸せでいて欲しいです。

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ソディアンさん

(女性/50代) 総レビュー数：1978件

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