星4,5。独特な雰囲気と空気感。





2018年12月8日
216ページ、1冊表題作b(カバー下2p付)。
今まで読んだ作者さんのお話で一番好きかも。
最初読んだ時はびっくり。
他にはない作風で印象がとても強かった。
久々に再読しましたが、やはり雰囲気のある、しっとりとした良い映画か小説のような読み心地。
BLとしてはラブが弱くぼや〜っとしたラストで終わってて、腐読み手としては物足りないけど、この話の場合はこういうぼんやりとしたエンドで良いと思えてしまう。
周囲(読み手)には理解されにくい2人だけにしかない特別な関係。
それが1冊に渡って描かれていました。
おそらくこのぼんやりは読んだ作品どれもに共通してたので作者さんの作風なんでしょう。
いかにもBLラブを読みたい方には向かない。
はっきりとしてなくてもいいから、雰囲気と空気感が良いお話も好きな方にオススメしておきます。
<*タイトル余談:ヘロン>
Heron:英名アオサギ、もしくは三角形のヘロン公式を証明した古代ギリシャの数学者の名前。
どっちの意味からきてるのかイマイチわからないけど、もしかすると、山下達郎の歌のヘロン(サギ)からかな。
ヘロンは雨を呼ぶ?鳥とも言われてるらしく、歌詞(サビ?)に何度も同じ韻でヘロンが出てくる。
このタイトルが当てはまっても違和感なさそう。
そういうもの哀しさの表れかな?
今まで読んだ作者さんのお話で一番好きかも。
最初読んだ時はびっくり。
他にはない作風で印象がとても強かった。
久々に再読しましたが、やはり雰囲気のある、しっとりとした良い映画か小説のような読み心地。
BLとしてはラブが弱くぼや〜っとしたラストで終わってて、腐読み手としては物足りないけど、この話の場合はこういうぼんやりとしたエンドで良いと思えてしまう。
周囲(読み手)には理解されにくい2人だけにしかない特別な関係。
それが1冊に渡って描かれていました。
おそらくこのぼんやりは読んだ作品どれもに共通してたので作者さんの作風なんでしょう。
いかにもBLラブを読みたい方には向かない。
はっきりとしてなくてもいいから、雰囲気と空気感が良いお話も好きな方にオススメしておきます。
<*タイトル余談:ヘロン>
Heron:英名アオサギ、もしくは三角形のヘロン公式を証明した古代ギリシャの数学者の名前。
どっちの意味からきてるのかイマイチわからないけど、もしかすると、山下達郎の歌のヘロン(サギ)からかな。
ヘロンは雨を呼ぶ?鳥とも言われてるらしく、歌詞(サビ?)に何度も同じ韻でヘロンが出てくる。
このタイトルが当てはまっても違和感なさそう。
そういうもの哀しさの表れかな?

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Pちゃん さん
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