蜘蛛の見る夢
」のレビュー

蜘蛛の見る夢

丸木文華/Ciel

わたしは好きです

ネタバレ
2018年12月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ ずっとおどろおどろしい雰囲気の中物語が進んで行きます。記憶喪失になったヒロインが記憶の糸をたどりますが中々思い出せません。ヒロインを好き過ぎのヒーローは届かない思いに我を忘れ虐めの限りをし尽くします。ヒーロー家族やお屋敷の人たちもみんな異常な感じで横溝正史の世界のようです。いくら使命があってもヒロインよく耐えるわ。憎しみの中に抑えられないヒーローへの思いがあったのでしょうね。ふたりの思いが通じてヒロインの記憶が戻りここからどんでん返し。形は違えどヒロインは使命をはたします。ドロドロの中にも愛が感じられてわたしは好きです。
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