平安とりかえ物語
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平安とりかえ物語

山本風碧/潤宮るか

可愛い二人

ネタバレ
2018年12月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 二人の恋の行方が気になります。続きそうなので、これからが楽しみ。大納言の四の姫であるヒロインは姫としては落第だけれど、星を愛し、星を読む天賦の才を持っています。ヒーローは帝の息子ながら凶相の生まれとして、帝を始め多くの人から恐れられ冷遇されてきました。自分の未来に絶望していた子供の時のヒーローはヒロインに出会い救われ、二人は諦めずに生きていくことを約束します。四年後、正体を隠し男装し別の人間の身代わりとして陰陽寮に入学したヒロインはヒーローと再会します。互いに四年前会った人物だと分かりますが、互いの立場と想いゆえにそれを明かすことが出来ないのが、もどかしくドキドキします。ヒーローが恋心に悶々とし、独占欲が爆発しそうになってるのが良かった。ヒロインにベタ惚れです。主が男色になってしまうと心配しまくる側付きの相良さんが面白かった。まだ互いに明かしていない状態で終わっているので、早く続きが読みたいです。東宮となったヒーローと男装して側に遣えるヒロインがこれからどんなっていくのか楽しみ。
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