このレビューはネタバレを含みます▼
特に何も心が動くこともなく終わってしまった…。たぶんキャラ同士の気持ちがちゃんとぶつかってないせいだと思う。攻め側の視点があるのは嬉しいのですが、思い悩むだけでそれを受けにはぶつけてない気がしてカタルシスがなかった。攻めのネグレクトだった過去とか軽く回想して「独りが楽だったそんな俺が…」とやっていましたが、こういうのはセリフで相手キャラにぶつけた方がよかったのでは。あと、恋人になった後に攻めが受けと一線引くのもイミフ。もうすでに未成年に対して手を出した後だし、挿入してるかしてないかの差で、何を今さら良い大人ぶってんのかと思ったら、成人式の日に♪という作者のこだわりだったのね（あとがきに書いてあった）。でもそれだったら、お互い会いたくてたまんないのに会えないという、もっと別のすれ違いを作ってほしかった。なんだか、受けばっか気持ちを伝えるのを頑張ってて不満。「よくがんばった。おまえの粘り勝ちだ」というクライマックスのセリフにも？？？絆されたってこと？？なんか、イラっとしてしまった。笑
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