ひとときの愛人
」のレビュー

ひとときの愛人

ジャクリーン・バード/緒形裕美

ええっと…

ネタバレ
2019年1月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 他の方もおっしゃっているように、僕は君に相応しくないって言ってるくせにすぐさまプロポーズとかほんとあつかましいし、自分だってヒロインの兄を追い詰めて死なせてしまっているではないか、と。
ヒーローのお母さんみたいに、共に悲しんでくれてれば、ヒロイン兄も死ななくてすんだのでは。友人を失って傷ついてるヒロイン兄を罵って追い返したのは誰よ?と。
ヒロインに言われてる通り、自分だけ憎しみにとらわれ続けてさ、懸命に生きようとする才能あるヒロインを追い詰めて愛人とか娼婦とかのたまって、確かにほんと相応しくないわ。このヒロイン、あんたいなくてもなんとかやってけたんじゃないの??とも思うし。ヒーローという位置にいて妙齢だから上手くいっただけで、ヒロインの近くに優しく彼女を守ろうとする他のヒーローがいたら、あんたなんか悪役だ、って思いました…まぁその誤解を乗り越えたから物語なんですけど…。釈然としない…。
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