出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした
紅月シン/ちょこ庵
このレビューはネタバレを含みます▼
読んでみてタイトル通り、意見が割れる作品だと思います。
それは、普通のライトノベル(バトル系)などの話は主人公視点で書かれているのですが、こちらの作品はそうではなかったから、賛否両論があると思います。
わかりにくいかもしれませんが、例えるなら、「バトルアニメのテレビを「見ている人」」をメインにして書いた小説ということです。
例えに付け加えるなら、「バトルアニメの主人公 視点」と「見ている人 視点」が、一文にまとめて書かれていて、「ん?」と思うことが少なくなかったと思います。【←ここを一番伝えたい】
さらに1巻の最初に屋敷から出る際、ひとつだけ持ち出していいという話でしたが、結局その時に何を持ち出したか書かれていなかったなどの、最初の方に説明不足が多いところも目につきました。
要約↓
・視点がバラバラで読みにくい
・説明不足
しかし内容はまあまあ面白いので2巻の方も読み進めていきたい作品だと思います。
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