有川君に男優助演賞あげたい。





2019年1月12日
1、2巻だし サクッと読めるかと思いきや、けっこう ヘビーでした。普通の少女漫画の恋愛とは違って、幼馴染が小学校から高校生へと成長していく過程を描いてあって、”好き”だけではどうしようもない 家庭の問題がそこにはあって、その事が原因での葛藤も もちろんあって、がっちりとは描かれていないけれど、実は 子供達の心を圧迫してしまっているわけです。2巻になったら、なんか サクと希と有川のことを考えて、心が張り裂けそうになったりして 結構 目じりに涙をためながら 読みました。有川君、実は縁の下の力もちで、サクをずっと支えていたんだと思うんですよ。だと すると もう ほんと、おばちゃん ハグして ほっぺにちゅっして、ほんとに 良い子って頭なでなでしてあげたいです、笑。そして、終わり方が めっちゃ 粋。なんて 粋なんだろうって思いました。だって、はっきりとは描かれてなくっても(いや、あれだけ ぼんやりだけど明確な描写ってなくって そこが 粋だと思いました、実は。)、見える未来がありました。ベタな少女漫画の群像劇とは ちょっと違って、新鮮だったし、なんか 心に スパ―ンと訴えるものがあって、この作品、これから親となる、又は、今 親である人たちが読んだら 何か学べるものもあるんじゃないかって思いました。もちろん、娯楽としても 良質な作品だと思います。

いいねしたユーザ8人