腐女子カースト~底辺同士のマウント合戦
」のレビュー

腐女子カースト~底辺同士のマウント合戦

おくいぞめ/かわいこなみ

バッシングするほどではないが、

ネタバレ
2019年1月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても叩かれてて気になったので読みました。批判レビューに目を通して読みましたが読み手の不快感というのも理解できる内容でした。

この作品は、腐女子カーストについて語っているというよりも作者様のリア充への欲求?というか人間のステータス(容姿や性格や恋人)を元にカーストを作っていて「腐女子」のカーストではないと思いました。まずはじめに、作者様の腐女子カーストのランク分けを定義した上で語った場合もう少し読み手の対応も変わったかもしれません。ないと思いますが。
腐女子をテーマにしたものであるなら産まれてからの容姿は関係ないと思います。神絵師に会うために綺麗に整えるというのはわかりますが、単に普段からノーメイクがダメでは、「腐女子」ではなく「一般的な女性」のカーストに入るような気もします。
腐バレしたらカースト下位に落ちる。というのも、よくわかりませんでしたが、作者様の腐女子カーストは「人から批判されずに生きていく」という点で考えてるのかな?と途中から思いました。以上のことを含めて、「腐女子」に的を絞った割には、絞りきれていない内容だったのが批判の原因の1つだと思います。
また、「恋愛話できない」、「CPでしか話できないから即席合コンを断る」や、「神様が同居人を匂わせる」という話がありましたが、同居人に合わせたって推しを描いてくれればそれでいいし、合コンを断るのはその人たちの自由だし、腐女子でも恋愛話はすると思います。作者様はよほど酷いカースト制度で嫌な目にあったのかはわかりませんが、捻くれて偏った主観的な内容でした。失礼ですが作品を読んで、腐バレを怖がっている節から腐女子の友達は少なさそうな感じがしました。

「腐女子」カーストに的を絞るなら「私の腐女子カーストはこうです」と最初で定義して、読み手も理解できるカースト制度がいいと思います。また、偏った主観が強いので、色々な腐女子の方に話を聞いて、情報を膨らまし、客観的に書いたらもう少しいい作品ができたのかな、と思いました。

拙い文で失礼しました。
以上の方から星はひとつにしました。
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