このレビューはネタバレを含みます▼
既刊「夜空のすみっこで、」スピンオフ作品で、あれから5年後設定。前作メインの昭弘の息子・翔太と同級生・大樹のお話。昭弘と翔太、そして星野の関係性がわかるのでスピン元を読んでから読むことをオススメします。今作も表紙が素敵でうっとり。
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スピンオフ上下巻同時配信ということで、前作を久しぶりに読み直して楽しみに待っていました!あの小学生ながら男前だった翔太と、いじわるしていたガキ大将の大樹が高校生に。大好きだった担任・星野と父親・昭弘も登場します。(お話の中で二人一緒のシーンはかなり少なめ。)翔太を好きだった女子・大森もいい味でした。大樹…いい男になったなぁ。ずっと翔太を想っていたんだなぁとしみじみ。そして翔太も変わらず星野を想っていて…。それぞれの切なくて甘酸っぱい片想いの行方をキュンキュンしながら堪能しました。できればこの先、もう少し大人になった二人も読みたいなー!エロなしですので、前作がお気に入りだったストーリー重視の方にオススメかと。
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「夜明けのまえに、」12ページ
翔太と大樹、中学生。
「夜明けのまえに、 上」
高校生の翔太は、あの頃と変わらず小学時代の担任・星野が好き。そしてそんな翔太をずっと大樹は見ていて…。
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「夜明けのまえに、」4ページ
翔太と大樹、小学生。
「夜明けにふる、下」
翔太に気持ちを伝えた大樹。二人の関係に変化が…。