このレビューはネタバレを含みます▼
ラスト賛否あるようだけど、納得できた。この主人公なら確かにこのラストでいいと思う。ZQN?自体に意味など無く、もしも世界の終わりが来たとして生き残るのは意外とこんな自己中思考で極度の臆病者だったりするのかもしれない。王道の漫画や映画ではダメな奴が成長して時には人格まで変わったかのように変化してハッピーエンドを迎えるけれど、それへのアンチ的な作品に感じました。人は成長するようでいてそう簡単にはその人の本質など変わらず(死が差し迫ったその時まで)といった話として理解しました。終末パニック漫画というよりはいざという時の人の行動観察漫画のよう。対比としてライバル?のコロリが人に囲まれている姿は皮肉ですね。リアルさより漫画として面白い終わり方が欲しかったので星3です。