生者の行進
」のレビュー

生者の行進

みつちよ丸

非日常の中のリアル

ネタバレ
2019年2月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 広告が気になって読み出しました。
殺された人、殺されようとしている人の恐怖や悲しみがとてもリアルに描かれていて、恐さよりも胸を突き動かされました。ラストもなんだか泣けました。あと傷痕の描き方や化け物の描き方もなんだかリアルで、ただ恐怖を煽るためだけでなく現実に忠実に描いているという感じがします。物語の展開はテンポよく、一気に読めてしまいますが、もっと犯人側の生い立ちなど掘り下げてほしかったです。こういうことなんだろう、と想像で補完はできるけど、もう少し詳しい描写がほしかったかな。
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