このレビューはネタバレを含みます▼
障害じゃなくて、1つの特性と思われる社会になってほしいと思います。主人公のような困り感のある人が、生活しやすい社会。そのような社会は、きっと主人公のような困り感のない人にとっても、暮らしやすいんじゃないかと思ってます。困り感の原因・解決法が医学的にももっと解明されて、早期に治療・介入・支援されて、2次障害を起こすことなく年齢を重ねていけたら良いなと思います。
今、現在の役所/役場の福祉課や児童相談所、保健センター、公的療育機関、教育機関の対応の酷さに言葉を失うことが多々あります。
(後日追記)
最終巻は感動して涙がでました。劇中のセリフ「客が変われないんだから店を変わればいいんだよ それで過ごしやすくなるんだよ」で、この作者さんは当事者運動まで取材されたんだな、と胸が熱くなりました。素晴らしい作品をありがとうございました。