溺愛インモラル 義弟とわたしの甘やかな攻防
」のレビュー

溺愛インモラル 義弟とわたしの甘やかな攻防

西條六花/ウエハラ蜂

作者買い

ネタバレ
2019年2月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「夏の終わりの夕凪に‥」「ひそやかな花‥」のように情景表現が豊かで、表具師という職業設定も興味深かったです。昔、親の再婚、離婚で3年間一緒に暮らしていた時から異性として意識し始めていた2人が、再会して思いを通じ合わせるまでのストーリー。コミュ障のヒーロー要が不器用なりにヒロイン若葉を囲い込もうとし、若葉は「弟なのに」と思いながらも「要に迷惑をかけた負い目があるから」と言い訳しながら身体を許していく。要の父親に対するトラウマと若葉の保育士としての仕事を絡めてのストーリー展開も面白かったです。☆☆☆☆読み終わって冷静に考えてみると、要は中学生の時はコミュ障だったけど、過去に彼女もいたし、今は意外と策士だったかも‥と思いました!
いいねしたユーザ3人
レビューをシェアしよう!