日なたへ日かげへのロマンス
」のレビュー

日なたへ日かげへのロマンス

木原敏江

泣きたい時にどうぞ

2019年2月19日
懐かしさに浸っていますが木原作品は涙無くして読めないのが難点でしょうか。表題作は「こぞ」という戦災孤児と暁生という青年との出会いから物語が始まります。今読むとなるほど昭和の雰囲気が漂いますが内容的には美しく、胸が締め付けられるようなお話しです。他3作品が入ってますが「落ち葉だらけのロマンス」は微笑ましいお話しで「ラストダンス」はちょっぴり切ない作品です。
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