このレビューはネタバレを含みます▼
他の方のレビューを見て分かっていましたが、確かに過去作はかなり絵が古いです(表題作も2012年と古めですが)。表題作はもっと長く読みたかったけど、一途な子が報われるお話は好きなので面白かった。
「独占率」
女ったらしの伊坂×伊坂にひそかに想いを寄せるメガネっ子・ナツ。生活音が丸聞こえの環境で毎日のように女の子連れ込みはきつい。今後は友達でも女の子とのイチャつきは控えめに。友人の秋山がいい奴だしかっこよかったので、もっと伊坂をジリジリさせて欲しかったな。
「カウンターテーブルの距離」ほか1作
雨の日に出会った謎の男・蒼志×亡き父の遺した喫茶店を継いだ陽。父との心温まるやりとりが優しい。
「彼は悪いヒト」
男子校で可愛いクラスメイト・峰倉をロックオンしている高砂の受難。峰倉の怪しい世話係・城戸にはめられ、まさかの攻め受け逆転。成長期ってすごい。カバー下の描き下ろしもよかったけど、峰倉の美形度は当時の絵の方が迫力あるなあ。