このレビューはネタバレを含みます▼
ついにドゥシャインの副社長 本城さんと秘書 すみれのストーリーにたどり着きました。東郷百貨店の真山さんと大学の同期だったり、あの早乙女さんや、マンションの隣人に香川先生・雛子 が登場したりと、それだけでワクワクでした。
本城さんは、いくら名字は蒼井だと訂正しても、すみれちゃんと呼び、からかってばかりで、ダラダラのチャラ男。会議を欠席したり、気まま気まぐれに振る舞うことも多いですが、気になることに対しては入念な下調べと分析で、反対を押し切っても進める手腕の持主です。おまけにメイクの腕前も超一流で、デモンストレーションもこなしてしまうほど。そんな本城さんがライバル会社 カミラに勝ちたいと対抗心を表し、すみれはそのために力を貸して欲しいと頼まれます。「すみれ」と呼び捨てにする度に縮まっていく二人の距離と、本城さんの事情に、先が気になりどんどん読んでしまいました。チャラ男の秘めた思いに胸キュン必至。ここまで一途に思われるって素敵過ぎる!!大満足です。