このレビューはネタバレを含みます▼
表題作ほか2作収録。どれもよかったけど、やっぱり表題作が一番よかった!もっと長く読みたかったなあ。最後に表題以外の2作の4コマあり。どっちも可愛いなー。
「瀬川議員の受難!」
地球に小惑星が衝突し、宇宙人の繁殖に協力することに。若手議員・瀬川×メス化した宇宙人・カイト。メス化といっても見た目も体も普通の男性体です。総理大臣達に繁殖相手に選ばれて、出世のためにしぶしぶ引き受けることに。と動機は不純ですが、一見無愛想なカイトが控えめでシャイですごく可愛い!総理達も瀬川の両親も面白くて、2話しかないのがもったいない。最後は子供もできて幸せいっぱいで面白かった。ちなみに子供の見た目も普通で、表紙のような宇宙人的ベビーは出てきません。描き下ろしでようやく総理大臣に!家族も増えてほっこり。
「カプチベイト」
長髪オネエの板前・長谷川×スランプ中の美容師・石崎。仕事にプライドを持った同士、依存し合うギリギリでうまく付き合っていけそう。2話で出てきた当て馬もなかなか強烈!
「法律家と涙」
亡き父に反発していた息子×その父を尊敬していた裁判官。無理矢理はよくないけど、お互い吹っ切れて前に進んでいけそう。