未熟な僕らの卒業論文
」のレビュー

未熟な僕らの卒業論文

里つばめ

これもよかった!

2019年3月25日
里さんの作品を読むのは6冊目。
最初に読んだのは「DOGS」で、だんだん昔の作品も遡り中。
6冊読んで今のところ全部★5。

何がいいって、リアル感のある人物設定と、
ちゃんと男の思考と行動をする主人公たちと、
ノンケが男同士の恋愛ごとに流れるまでのストーリーが自然なこと。

この作品は、工学部の男子大学生ならではのゼミとか研究室とかの話が
いかにもそれっぽくて楽しいです。
友達も引くくらいの率直な物言いの親友・旭と、
いかにも普通な男子大学生の・大輔の組み合わせ。

大輔が右往左往一喜一憂しているのが、
いかにもありそうでいいです。笑。
総181ページ。
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!