このレビューはネタバレを含みます▼
旅先での一夜の思い出が忘れられず…というよくあるパターンでしたが、ヒロイン 真衣が真面目で思いやりがあって優しくて、ワクワクしながら読みました。お祖父さんのお世話係として同行していた孫の智章さんと情熱的な一夜を過ごしたのに、翌朝真衣は置き手紙を残して去ってしまいます。それは夢から覚め、現実に戻った時に、智章さんから割り切った関係として処理されるのが怖かったためでした。しばらくして真衣の会社の得意先の副社長として智章さんが現れ、真衣は驚きます。真衣を探すために手を尽くしたこと、お祖父さんが余命半年であること、お祖父さんを安心させるために偽の婚約者になって欲しいことなどを告げられます。それからシンデレラストーリーが始まります!真衣はもちろん、智章さんが真衣を愛しくて仕方ない様子が随所に散りばめられ、胸キュン多!!特に真衣の名前を呼ぶ場面では必死さが伝わってきて胸キュンでした。幼馴染みの策士ぶりに、余計なお世話過ぎでしょ!⚡⚡💨と思いましたが、二人の愛が強固になったので、結果オーライだったのかな。