大学を根にしたオムニバス三作品





2019年4月10日
帯とあらすじでどのような話か想像がつかず、クロニクルの単語に一縷の望みをかけて読みました。結論から言うと睡眠缶は痴話喧嘩の入り口、無茶なおねだりは愛の言葉というようなふうでした。
そのような2人がどのように結ばれたかももちろん描いてあるのですが、おそるおそる近づいて(やりとりがとてもいい)結ばれて、それでもなお足りないというかわいくもあたりまえのカップルです。
またほか二本もキャラクター同士が微妙にすれ違うオムニバスでもあり、読みやすい構成でした。3作目のレポートや本が散らばって過去と現在が交錯してゆくところや1作目のゲイを自覚している受がもう攻のことを好きになっているのに誕生日にゲイバーへ足を向けるところで態々そこに葛藤を差し込まないところとか面白いなと思いました。
そのような2人がどのように結ばれたかももちろん描いてあるのですが、おそるおそる近づいて(やりとりがとてもいい)結ばれて、それでもなお足りないというかわいくもあたりまえのカップルです。
またほか二本もキャラクター同士が微妙にすれ違うオムニバスでもあり、読みやすい構成でした。3作目のレポートや本が散らばって過去と現在が交錯してゆくところや1作目のゲイを自覚している受がもう攻のことを好きになっているのに誕生日にゲイバーへ足を向けるところで態々そこに葛藤を差し込まないところとか面白いなと思いました。

いいねしたユーザ1人
-
チョス さん
(女性/40代) 総レビュー数:1691件