致死量の恋情
」のレビュー

致死量の恋情

春日部こみと/旭炬

激しい愛

ネタバレ
2019年4月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全142ページ。まさしく番の獣のように強く惹かれあう2人。ヒーローからヒロインへの執着モノはありがちですが今作はそれ以上にヒロインの激しさが凄い。強く賢く容赦ない。個人的にはかなり好き。
ツッコミどころは正直あるんですけど、ヒロインの烈しさを楽しむ作品だと思えば細かい部分はまぁいいか!!!と流せてしまった。 この作品の好き嫌いは、ヒロインを好きになれるか否かにかかってる感じがする。「世界が貴方を拒むなら、私は貴方を拒む世界全てを滅ぼしてやる!」みたいなヒロインがお好きな方は是非。
主役2人の恋愛要素以外に結構大きな陰謀要素がありますが、基本的に主役2人・王・ヒロイン父という少なめなメンバーで話が進むせいかあまり散らからず、短めながら濃密な雰囲気の作品。王も父も良いキャラです。挿絵正直は苦手な感じだったけど読んで良かった!
致死量の、というタイトルから死ネタを連想する方もいるかもですが死なないのでご安心を。
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