狂王の情愛
」のレビュー

狂王の情愛

富樫聖夜/アオイ冬子

愛が狂気を呼ぶ

ネタバレ
2019年4月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本来のソーニャらしい作品でした。愛情が強すぎると、一人の幸せの為には他はどうなってもいいという究極の形。聖王であり狂王であることで、王妃になった愛する女性を箱庭に入れてでも守り抜く王と、王の狂気を知りながら自ら箱庭に入ることで愛情を返す王妃。それで幸せならいいのです。
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