このレビューはネタバレを含みます▼
単話売りの「いつも月夜にきみとごはん」を改題しての単行本版。隣に住む大学生・優太×小学校の栄養職員・聡一郎。困っている人を放っておけないお人好しの聡一郎が、食事情が適当すぎる隣人と出会い、うっかり世話を焼いてしまったことから始まるお話。飄々としているけど素直な好青年の優太をひそかに推しとして愛でては一喜一憂する聡一郎が、表情豊かで楽しすぎる!可愛いなーもう。好みのノンケとまさかの両想い、からの運命的な二人の出会いが明らかに。思っていたより深いお話でした。ほぼストーカー状態だったけど、優太の努力が実ってよかった。料理がメインで出てくるわけではないけど、栄養ばっちりの聡一郎のごはんは美味しそう。聡一郎の友人・よーぞーがまたいいキャラでした。小さな幸せに最大限の喜びを見出せる二人にはずっと楽しく暮らして欲しい!