おおきい小竹とちいさい武田
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おおきい小竹とちいさい武田

重い実

胸がドシッと重い上巻とそれを癒す甘々下巻

ネタバレ
2019年4月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヘタレな私には大橋としちゃう上巻がすごくツラかったー涙。序盤、巨人な小竹と普通人の武田というぶっ飛んだ設定をものともしない可愛いCPだったので尚更。トンデモ設定を活かしたアホ可愛い話かなと想像してたので•••。でもこの重い展開が、SFまがいのトンデモ物語をスゴイ純愛物にしていて、余韻がズシリです!武田が、巨人の小竹と抱き合えないことで小竹へのつのる想いを持て余し、大橋に流されちゃうんだけど、それを知った小竹が自分の命をかけてまで小さくなる事を選んだその想い。そして、その小竹の想いを知って、そこまでさせてしまった自分の弱さへの後悔と懺悔。NTRはマジで嫌だし武田ホントしっかりして!と思ったけど、必要な展開だったのかなーと受け止めました。重い実さんの独特な世界観が私も好きなのですが、シュールさとぶっ飛んだ笑いが、この重さを緩和してる気がします。そして基本的にすごく想い合っていて、相手への愛が溢れまくっているし、エロも表情がめちゃ色っぽくてトキメキます!そんな2人が下巻では堪能出来るので、上巻のツラさを払拭してくれました〜!甘々な2人をもっと見たい〜!
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