辺境の獅子は瑠璃色のバラを溺愛する【電子版特典付】
三沢ケイ/宵マチ
このレビューはネタバレを含みます▼
ヒロインが皇太子のお妃有力候補だった為に周りの貴族男性から言い寄られる事がなく素直に成長していたら、皇太子は別な子爵令嬢と出会い恋に落ち婚約する。ヒロインはうちひしがれると思いきや養父の期待に応えられなかったから捨てられると怯えてしまう。
皇太子の婚約発表の際に暴漢から皇太子の婚約者を庇って生死をさまよう程の傷を負う。
一命ととりとめたヒロインは傷モノ扱いされじいさん伯爵の後妻にと売られそうになるところをヒーローはここぞとばかりにヒロインとの結婚を申し出て婚約者として領地へ来てもらう。この後、元婚約者が出てきたり他国との戦がおきそうな話が出たりしながら少しずつ二人の心が結びついていく。ヒーローは武骨な軍人なのにヒロインが可愛くて仕方ないけど照れ隠しが怒っているように見える。
その仕草を見分けられるようになったヒロインも素晴らしい。ヒーローが素直にヒロインを誉めるのもズキュンとくる。
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