このレビューはネタバレを含みます▼
うーん。実に胸糞悪い話。
こういうぶっちゃけする作家さんて本当凄いわ。
でも世の中こういうクソみたいなタイプの人間ってわりといるでしょ。(いやクソの方がまだマシか)
DV男なんかもそうだけど、一見人当たりが良かったり社会的地位のある人間とか。どんな肩書きを持ってようがホント普通にいる。
ああいう奴らって獲物を見つける嗅覚に優れてるんだよね。普段の他愛ないやりとりから、ジッと相手を検分して落とせそうかどうか見定めてて、イケると思えば段階的に行動に移していくんだよ。
引っ掛からない人は最初に平手打ちされた段階で「ふざけんじゃねえ!」ってなるから。
どんなに才能に溢れてようが殴ってきた時点で「尊敬する恩師」→「教え子に暴力を振るうゲス」に格下げになるから。
そこで耐えちゃう人が格好の餌食になるんだよなー。
愛情の欠片もない狡猾なクズに引っ掛からない為にも、若いお嬢さん方には一読して欲しいと思うな。