転生しちゃったよ(いや、ごめん)
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転生しちゃったよ(いや、ごめん)

やとやにわ/ヘッドホン侍

典型的な

ネタバレ
2019年5月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ ※書店で単行本を購入したものの評価です。

ウィル→本作の主人公。自己嫌悪が激しい。
ウィルにとって1人だけの母に「あんたの顔が…憎いわ…」といわれ、トラウマを持っている。

典型的な転生もの。
神様のミスで死亡→神様「転生させたげる。なんかチート能力いる?」→ウィル「あ、前世の記憶そのままでいいです。」→全魔属性適者!父騎士団団長!その子供のウィルSUGEEE!
という感じのやつ。もはやお約束。

ウィルは一言で言うと「自己嫌悪」が激しい人。
それがいいとも悪いとも言えないけどね。

まあウィルは屑じゃないんですよ。普通に良い人。
家族のことが大好きで現世では親に気を自分に興味を持たせるために勉強熱心だった。(まあ意味はなかったが…)
という感じで家族とめっちゃワイワイしている。

(多分)ハーレムものじゃあない。多分。
というかウィル自体も子供だからハーレムもクソもない。「キャー、タロウサマスゴイデスワ!ダイテ!」的な展開は今のところない。これは今後の展開によるが…
まあハーレムもの目当ての人はスマホ太郎でもなんでも他作品を購入することを推奨する。

値段が高い。まあ少しページ数が多いから仕方がないのだが、普通の転生ものと同じような時間で読めてしまう。まあこれは仕方がない…のか?

良くも悪くも典型的な転生であり、好きな人は好き、嫌いな人は嫌いという賛否両論の作品であるのだと思う。まあ私は好きだけどね。絵もシナリオも。
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