二番煎じ感…

ネタバレ

2019年6月2日

このレビューはネタバレを含みます▼ 同じ作者の『氷の王子の眠り姫』に設定が似ていて、またこのシチュエーション？と思ってしまいました。しかも『氷～』の方がストーリーがよく練られていたしヒロインも断然魅力的で、こう言っては悪いけれど『或る～』はその劣化版のような感じ。ヒロインアレシアは聡明さや凛々しさに欠け、見ため超美形である毒師のみだらな色仕掛けに心身共に溺れて、ただ盲信的に丸め込まれただけに見えます。ヒーローである毒師は、ヒロインへの狂愛の妨げになるならば生まれる我が子さえも何食わぬ顔で葬りそうなタイプ。陰惨すぎて人としての魅力無し。ヒロインへの想いも要は『自分がどうしたいか』だけのストーカー思考で、イケメン無罪扱いされてるけどこんなの愛でも何でもないからね？としか思えず。ストーリーも、エグさはソーニャらしいけれど、あまり深みは無かったです。束縛や策略の手段として妊娠を道具のように扱う描写も好きではなく、「彼女を一生自分のものにするため用意周到に孕ませる」的な展開には、きゅんとするどころかどん引きでした。

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Huanhuan さん

(女性/50代) 総レビュー数：0件
ななさん

(－/－) 総レビュー数：0件
nijiko さん

(女性/60代～) 総レビュー数：625件
ゆきさん

(女性/40代) 総レビュー数：166件
猫スキーさん

(男性/50代) 総レビュー数：25件

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