このレビューはネタバレを含みます▼
120年続く敵対する2つの公爵家の確執に頭を悩ませていた国王の命により、フランチェスカはジークフリートの許に嫁ぐことになります。覚悟していたとは言え、義母、義弟の酷い仕打ちに閉口しますが、それを知ったジークフリートは怒りを露にします。ジークフリートは両家のいさかいを自分たちの代で終わらせようと、フランチェスカに愛し合うふりを提案します。それ以来、愛し合うふりと言いつつ、溺愛されるフランチェスカ。次第にジークフリートを本気で愛してしまいます。立派な当主であろうとする普段のジークフリートとフランチェスカのことになると浮かれ気味になるギャップが微笑ましいです。終盤のジークフリートの告白に、フランチェスカのことをどれ程好きだったのかが分かり、幸せな気持ちになりました。
レビューをシェアしよう！
ERR_MNG