疲れた時に

ネタバレ

2019年6月9日

このレビューはネタバレを含みます▼ 極道シリーズが人気の佐倉先生の作品。こちらのほうが先に発行されているのですが、うっかり極道シリーズから読んでしまったため、かぶっているネタとか設定とか既視感を感じることも多々あったし、時間軸には？というところも（辛口ですみません)。ただそこさえ流せば、テンポも良くハッピーエンドの作品となっています。攻は世界的デザイナーで社長で家事全般得意ってスパダリ要素は揃ってるのにただのかまってちゃんなヘタレ扱いされているのもいいし、クールビューティな受も実は複雑な生い立ちで感情表現がうまくできないとかもいい。脇役の視線の温かさも感じられます。ほかの重要キャラたちも受を狙っている(?)ので、その後も気になります。けど、作者さんのあとがきに受はデレデレになるかもとあるので、ツンデレ美人が好きな身としては、そうなってしまうと、ますます極道シリーズのようになってしまうので(アチラはアチラで好きなのですが)このままでいいかも。でもたとえば極道シリーズが終わっちゃって、こちらの続きが出たら多分買ってしまうし、気分がささくれた時に読み返してほっこりしたい作品です。

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白雲さん

(女性/－) 総レビュー数：486件

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