このレビューはネタバレを含みます▼
歳の差婚です。流行病で国王である父親を亡くした5歳のリリアーナ。自分も同じように父親を亡くしたばかりの新国王は、姫を可哀想に思い、姫の騎士になると約束します。エルナンがリリアーナを王妃に迎えるストーリー展開は良かったのですが、大人らしく一旦きちんとけじめをつけて欲しかったです。せめて月のモノが始まった時、あるいは社交界デビューした時など何度かチャンスはあったはずなのに、エルナンがズルズルと言い訳をし続けたことが嫌でした。侍女アデルもリリアーナの身を案じているのなら男女のことをちゃんと教えて守ってあげて欲しかったです。知っていて許すのと、知らずに流されるのでは全く違います!!大人の男性らしい分別が見たかった。ずっとヤキモキしっぱなしで疲れました。