表題の書き下ろしが、ああ～！って感じで

安定のろんどん先生。好き！全体的に受けが可愛めの中編２つと短編なので、デビュー作だからぶりっこしてるのかな？て読みました。表題のストーカー×童貞はそんなにホラーテイストではなくて、本人同士もホンワカして可愛いものです。深刻さはないので、ヤバめなストーキング期待すると違うなってなります。二作目の元ホストからパン屋の話も、切り替え早すぎ！って思うけど、パリ子先生が上手いので、可愛い～ってなる。三作目の幼なじみ婚約者は良い具合に拗らせてて、けど深刻ではない。パリ子先生の登場キャラは、苦悩とか煩悶をある程度自分の中で消化してからコミュニケーションする。自分の中の消化不良な感情をそのまま相手にぶつけないので、クレバーでスマートな印象を受けます。私はそこが好きだけど、どろどろしい感情の発露を普通だと思ってる人にはアッサリに感じるみたいです。推しがグダグタして見苦しいとこさらすの見たくないじゃん！て私は思いますね。