このレビューはネタバレを含みます▼
表題作「1」1～3話＋描き下ろし、短編＋描き下ろし、「2」4～5話(5話は描き下ろし)＋短編収録。続刊物。虎の彫り物ありのヤクザ×兎のようにびくびくしちゃう医師のお話。★4.5
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1巻が2008年の作品(短編は2007年)とちょっと古めですが、レビュー評価高めでずっと気になっていた作品。小柄でびくびくな兎似の医師・卯月と、背中にトラちゃんが彫ってあるヤクザ組長・野浪のお話は、全体的にコミカルな雰囲気の中、緊迫感あるシーンや単純に好きと言えない想いの切なさが盛り込まれていて、これからが気になるところ。強面なのに「俺の背中のトラちゃんが…」と話すところが非常にツボでした。あー可愛い～。二人の関係は未遂なので、とりあえずキスまでといったところでしょうか。野浪が他の女性との事後っぽいシーンがチラリとあるので苦手な方はご注意を。2巻が非常に気がかりなところで終了していますが、今作の続きは出版社が変わり白泉社さんの「花丸漫画」から単話で配信されています。(今のところ1～6話と特別編が配信中)動物バージョンがでてきてほのぼのしたり、ふっと真顔な野浪にドキッとしたり、二人のこれからを見届けたい作品なので、とりあえず単話で追いかけてみたいと思います。
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「兎オトコ虎オトコ 1」
大学病院勤務の医師・卯月とヤクザの組長・野浪のお話。満月の夜に出会った二人は…。
「虎独なのには訳がある」描き下ろし16ページ
じゃんけんの続き。
「嘘とかいてホンキとよむ」
16歳差の元隣人・一至とあんちゃん(杏平)のお話。やたらIQの高い一至は…。短編です。
「MANHOO/D CHILD」描き下ろし8ページ
一至とあんちゃん、映画に行く。(一至、子供時代)
「あとがき」1ページ
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「兎オトコ虎オトコ 2」4～5話(5話は描き下ろし98ページ)
それぞれお互いへの気持ちを自覚した二人。卯月に気持ちを伝えた野浪だけど卯月は…。
「悪戯とかいてホンキとよむ」
1巻収録短編の続編。一至とあんちゃんのお話。一至の会社の治験をすることになったあんちゃんは…。短編です。
「あとがき」1ページ
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